沖縄の民宿は民家を利用していることが多いため、プライベートな空間を望めないのが実情です。

沖縄の民宿でよく聞く悪い評判は、建物や設備の古さからくるものが多いです。女性に嫌がられるのは、「虫が多い」という点です。ある程度は沖縄の気候上、しょうがないことで、宿側がいくら注意してもどうしても入ってきてしまうようです。ただ、壁や窓にいっぱいの虫がはりついていたりすると、嫌いな人には我慢できないでしょう。私もどこでも入ってくるアリ、大きなヤモリやクモに驚かされたことが多々あります。たとえホテルでもゼロとはいえず、慣れるかどうかがポイントとなるでしょう。虫よけ、虫さされの薬は持参か購入して準備しておきましょう。
他の宿泊客の声や物音で眠れなかった、というのも民宿ではよくある話です。これは沖縄に限らず、小さな宿では必ずあります。沖縄では「ゆんたく」といっておしゃべりを楽しむ風習があります。子供でも夜遅くまで起きて遊んでいるのを見たことがあります。宿の人と夜までお酒を飲んで話したり、近所の人が集まって三線とともに踊ったりということもあるので、それが嫌な人にはただの騒音となってしまいます。

「良いところ」で紹介した点が、わずわらしく感じる人もいるでしょう。特に夜に眠れないと旅行の疲れが癒せません。ひとりの静かな時間を過ごしたい、という人に、ある種の民宿は向いていないかもしれません。また、自分が迷惑をかける可能性もあります。共用のスペースはきれいに使い、必要なものは持参しましょう。
また、逆に期待が大きすぎて、宿の人の愛想が悪い、サービスがよくないということもあるかもしれません。宿泊料に見合ったものかどうかは個人の受け止め方ですが、ホテル並みのサービスを過剰に期待しないほうがよいでしょう。
食事も、沖縄料理の中には豚肉料理や天ぷらなど、油っこいものが多い場合もあります。変わった食材が出て口にあわないものもあるでしょう。レストランを併設しているのでなければメニューは一律となります。
以上のことがありえる、という知識を持ってぜひ、事前に希望や条件を伝えておきましょう。食事も食べられないもの、量が多いと困る場合は申し出ておきましょう。そして行ってから不快な点があれば、帰ってから口コミで悪く書く前に、まず宿の人にその場で伝えることが重要だと思います。
民宿のあたたかさを味わいたいけど、泊まるのは嫌、という人はレストランや居酒屋、体験教室などをやってるところで訪れるだけでもよいと思います。価格は高めですが、一棟貸し、一日一組の宿もありますので、あきらめず探してみる価値はあると思います。